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PostHeaderIcon 第10回教養講座報告

「これがシニアのための危機管理だ!」~あなたが万一の時、残された家族は・・・~
クリック拡大:講師の竹田昌睦(まさのぶ)氏の公演風景 講師は、会員の竹田昌睦(まさのぶ)氏。昭和11年生まれで偶然にも本日が誕生日。講師から出席者に、誕生日内祝いとして「つもりちがい十カ条」という言葉をプレゼントされました。思わずうなずく含蓄のある言葉が並んでいました。

開講早々いきなり講師から「ノウハウ」と「ハウツー」とは何だと質問されました。
経営コンサルタントとして仕事をされている講師は、「ノウハウ」と「ハウツー」の違いと関係が判っていない人がほとんどだと話しています。
「ノウハウ」とは“物の考え方と手順”であり、「ハウツー」は“手段と方法”と定義しました。世の中「ノウハウ」がなかったり、曖昧なままでの「ハウツー」が多く見られるそうです。
今日の講座は、講師が実際にご家族に実施した「万一の時の危機管理」を、具体的に開示して進められました。

(イントロ)
「死」は誰にでも訪れます。65歳を過ぎたら死は「万一」ではありません。「当然の死」として話しを進めることが必要です。人の死は残された家族に「トラブル」と「混乱」を残します。予測できるトラブや混乱に“あらかじめ”手を打っておこう。どんな混乱が起こるか想定して見ることが大切です。親戚・友人・知人から情報を集めます。信託銀行も役に立ちます。

クリック拡大:真剣に聞き入る会員参加者 「トラブル」の最大のものは財産の相続にかかわるものです。講師は、還暦になったときに、正式の遺言書を初めて作成しました。その時の作成の流れと考え方を披露して話が進められました。自分が先に死んだ時、その後妻が死んだ時、年二回の海外旅行で二人同時に死んだ時の3つのケースを想定して、弁護士に相談しながら、半年掛けて作り上げました。

また「混乱対策」として必要なものは、死にともなう「処理」と「手続き」を明らかにしておくことです。講師が作った「死んだ時マニュアル」の事例が披露されました。50歳になったとき、奥さんと年に二回の海外旅行をすることにしたので、夫婦が航空機事故で同時に亡くなってしまった時を想定されたそうです。これは、その後海外旅行に出るたびに、その時の状況に合わせ書き換えてきました。70歳を過ぎ現在では、「葬儀を止めようか」など考えにもいろいろ変化があるそうです。講演の最後には、葬儀の際「遺影」として使うご自分の写真が披露されました。「マニュアル」の完璧さ見せつけられた思いです。

司会の朝倉会員 講師が言うには、世事一般「5%論」とういのがあり、今日の話を聞いて、教養を身につけ、見識を持ち、本当に実行するのも、5%だそうです。参加者が20名ですから、この講演会の後、実際に、遺言書を作成し、「死んだ時マニュアル」を作成するのは、たった一人ということになります。
講師の「5%論」を打ち破るよう、この「万一の時の危機管理」に取り組んでいきたいと思います。

文責・SAKURA

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