SFSの畑副代表が、幕張メッセで開催された「65歳以上のあなたのための祭典 エキスポ S65+」の講演会に、パネリストとして登壇しました。
「エキスポS65+(スーパー65プラス)」は、65歳以上のシニアを対象として2011年11月15日から3日間にわたって開催されました。
鳥越俊太郎氏の基調講演「歳には勝てる」、服部幸應氏の講演「大人の食育」、堀田力氏や樋口恵子氏の「シニアの公開討論会」、沼田早苗氏の「じょうずな写真のとりかた(孫を撮る)」など、盛りだくさんのイベントが開催され、多くの来場者を集めました。 広い会場には衣食住をはじめ、健康、趣味、おしゃれ用品、IT機器、法律相談などのブースが展開され、来場者は様々な試供品やプレゼントを手に、配達サービス弁当や惣菜の試食コーナーを回っていました。
『人生に差が出る定年後の生き方』と題されたパネルに登壇した畑副代表は、大下克己氏(おやじの会「いたか」世話人)、大宮洋治氏(コミュニティネットワーク協会)とともに、退職後のシニアの生き方の指標となる事例を紹介しました。

大下克己氏は、会社が一番、家庭はそれを支えるためのものとだれもが考えていた時代に、あえて地域や家庭に目を向けていました。1983年に地域で開催された父親学級に参加した仲間とともにおやじの会「いたか」を誕生させました。
「いたか」のメンバーは、父親の居場所と仲間作りや家庭・地域・学校の連携に取り組みました。自分たちの子供が成長してからも、継続して地域のための活動を続けています。
77歳の大宮洋治氏は、55歳で退職し趣味のダイビングに勤しんでいました。あるとき、ダイビングの危険性に不安を抱く妻の気持ちを知り、妻と向き合って生きることを決めました。二人で世界中を旅したあと、夫婦とはいえ時には一人で旅したいこともある。そんなときに安心して妻を置いていける環境が欲しいと考え、『那須100年コミュニティプロジェクトゆいま~る那須』を終の棲家と決めました。
現在は、豊かな自然に恵まれた里山の木造住宅で「友だち以上家族未満」の暮らしを楽しんでいます。
畑副代表は、現役時代に培った技術や知識を持って地域にもどり、社会の役に立ちたいと考えてシニアネットを立ち上げたこと。現在は100人を超える団体に成長し、地域で信頼される組織になったことを紹介し、地域における活動や協働事業などを通じて、シニアがさまざまな形で社会参加・地域貢献ができることを示しました。
現役時代にスタートした地域活動を退職後も続けている大下氏。退職後に大きく生き方を変え、現在の生活に至った大宮氏。現役時代の経験を活かして地域に貢献している畑副代表。退職後に歩んでいる道は違っても、3人には、誇りをもって、毎日を楽しみながらさまざまな活動に取り組むことに生きがいを感じているという共通点があります。 現役を退いた後も元気に活躍できる期間が大幅に伸びてきている今、退職後の生活設計は慎重に考えたいものです。聴講者は、自分の生き方を主体的に考えることの大切さと喜びを感じてくれたことでしょう。
(担当/藤方さん)
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