北部環境事業所2号炉及びリサイクルプラザ藤沢を見学してきました

湘南ふじさわシニアネットは、7月下旬に藤沢市桐原にある、北部環境事業所2号炉(*)及びリサイクルプラザ藤沢(**)を見学してきました。
(*)https://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/hokubu-k/kurashi/gomi/hokubukengaku.html
(**)https://fj4.city.fujisawa.kanagawa.jp/recycleplazafujisawa/

北部環境事業所2号炉は昨年4月から稼働した新型炉(焼却炉)で、処理能力は1日あたり最大150トンとなっています。施設ではごみを焼却する際に生じる余熱(850℃)を利用して蒸気タービン発電(4,440KW)を行っています。見学コースでは、ごみ処理の様子が見ることができ、落ちると上がることができない30mのピットなどを窓越しから見ることができます。

リサイクルプラザ藤沢は、不燃ごみや大型ごみの破砕処理、ビン・缶・ペットボトル及びプラスティック製容器包装の資源化処理を行っていてその工程を見ることが出来ます。資源化処理工程では基本的に手作業で分別が行われており、ごみ分別の重要性を認識できます。環境啓発施設では、ごみ処理の流れと問題点を現物を見ながら知ることができます。

藤沢市の問題は、資源化できなかったごみや灰などが送られる最終処分場で、藤沢市ではいくつかの処分場がありましたが、現在では女坂最終処分場だけとなり、ここも2043年には満杯となるとのことです。このことからも、ごみ減量を心がけなくてはいけないと思いました。

今回の参加メンバーには、横浜、鎌倉そして大磯在の方がおり、自治体によりごみ分別は大きく異なることが認識されました。ごみ減量とごみ処理の観点からもごみ分別を考える機会になったと考えます。

今回は、ガイドツアーと言うことで、担当の方から対面で色々お聞きすることができました。リサイクルプラザ藤沢は、ひとりでも多くの皆様に見ていただき、ゴミ問題を身近に感じていただきたいと思います。個人の見学はいつでも可能です。

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