20周年記念 私が入会した頃

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沖本亘司 会員番号 002 (2003年入会)

 2003年6月にシニアの居場所として、二宮さん・畑さんと3名でNPO法人設立を計画し、経験のため“シニアソーホー横浜神奈川”のメンバーとなって経験。一方、藤沢の行政・商工会議所・商店連合会・SFCなどコンタクトしながら事業型“NPO法人湘南ふじさわシニアネット”発足を目指しました。
 2004年3月20日設立総会直前に、朝日・毎日・神奈川・読売(後日)新聞に報道され、問い合わせがあった人にはオブザーバーとして参加してもらい、メンバー15名を含み35名程での総会を開催しました。
また、当時の山本市長にも総会・懇親会に参加頂くことができました。
メディアおよび市長参加の効果抜群・・・声掛けしてくださった方にも感謝!

 こうして、4月末にはあっという間に50名ほどの会員数となりましたが、仕事はゼロ状態・会議テーマもなしの状況でした。

 そこで考えたのが、
1.パソコンを教える勉強会を開始
2.スキル調査を実施・・・共通の経験者で複数のグループ結成
こうして狙い通り、短期間にメンバーの仲間意識を生むことに成功。

 そして、SFS設立前に藤沢市や産業センター(当時の俗称)および他の活動での接点を活用し、さらにSFS設立後もPR・営業を積極的に行い、2010年までに下記の受注などにつなげることができ、いい経験・思い出となっています。

・イーパツからPC15台の提供
・産業センターのプロバイダー事業のユーザー電話・訪問サポート
・藤沢市の商店連合会の主催している1,650商店のHPのメインテナンス
・商店会 / 市民まつり HP
・市が公募した“えのしまふじさわポータルサイト”(えのぽ)
・藤沢市の7商店会 / 2公民館 および 翔の会 / 個人対象のPC講座
・藤沢市のPCメインテナンス
・藤沢市のITに関する市民アンケート調査
・防災科学研究所が藤沢市の市民センター開催した講座の講師
・藤沢市所有の中古PC約50台をメインテナンスして東北被災地へ提供

 なお、SFSの体制についても、理事を6年間(本当は4年のみを希望)経験させてもらいましたが、
新しいメンバーにシフトして、新しい体制で変化への対応を!が順調に進んでいると感じています。

 そして、シニアの居場所を大切に! さらなる発展を!願っています。

河内恒雄 会員番号 128 (2008年入会)

 入会は2008年、駅から至近の旧事務所でした。鉄製の非常階段で出入する木造の2階、落としたペンが隅まで転がるほど床は傾いていましたが、皆が集いワイワイ活気の溢れる楽しい事務所でした。その後、地震等も考慮し事務所移転の計画が進められ現在の事務所に移る訳ですが、3月21日引越の直前の3月11日に、あの東日本大震災が発生したことも記憶に残ります。

 当時、当番は可能な人が手を上げる形でしたので入会直後の私は、「出来るだけ担当したらいいよ」との勧めに従い一期間連続で担当しました。勿論会議は全てリアルでしたし当番机が会議室内にあった為、各種会議や各WGの会合など自ずと側で聞く形になりSFSの全体像がいち早く理解できましたし、何より多くの会員の方と顔馴染みになり親しくなったことは大変有難いことでした。

「シニアの居場所」を標榜するSFSでしたが、当時は60代前半の入会も多く皆「出番がある」ことの方に魅力を感じアクティブにSFSに関わっていた気がします。今は会議もリモート化され、活動も会員の方も大変スマートになっていますが、当時の熱気を少し懐かしくも感じているところです。

下村 浩 会員番号 225 (2013年入会)

 私は、2013年入会後、先ずデザイン関係の講座に入会させていただきました。

 東日本大震災(2011.3.11)が発生し、その後の津波被害と福島県の原子力発電所の事故状況が連日のようにニュース報道されていた頃でした。
 SFSでは、2013年に防災研究会が発足し、(地盤・地震・耐震設計・防災など)の勉強会を行いました。
現在、神奈川県では、①富士山の噴火被害。②東海沖地震対策が急務です。次の関東大震災も明日来てもおかしくないと言われています。

 私は、好きな(デザイン・絵画分野)を中心に今後も続けていきたいと思っています。
 入会早々から、SFS会員の(IT・SNSの知識・技術)のスキルの高さに驚いています。この分野は、進歩が速く、いつまでたっても扶養家族(?)から抜けられません。
 今後もよろしくご指導をお願い致します。

泉二隆明 会員番号 226 (2013年入会)

 会員番号226 泉二(もとじ)です。

 私が入会したのは2013年3月です、早いものでもう十年経ちました。
創立者の二宮さんに面接を受け入会を許された時のことは、二宮さんの人柄ともどもよく覚えています。二宮さんの印象はスマートな紳士でかつ、ぶれない人というものでした。
当時はまだ現役でしたので、SFSでの活動は日曜日に催行していた「あれそれ会」の行事参加が主なものでした。

 最初のSFS行事参加は2013年5月9日表丹沢新緑ハイキングでした。
湊元さんの計画のもと、渋沢駅集合~秦野戸川公園~渋沢駅~海老名駅~「わん」~海老名駅解散というコースでした。
ところで行程に「わん」というのがありますが、これは居酒屋さんです。仲間との行事後の酒を交えた歓談がこれほど楽しいものだというのを知りませんでした、この時に「居場所」を実感したものです。
この時初めて「あれそれ会」の方々とお目にかかりましたが、全く自然に新人を受け入れてくれました、これは「あれそれ会」だけではなく私がWG(ワーキンググループ)や愛好会に参加した時はどの時も自然に受け容れてくれて困ったことはありませんでした。

あまりSFSの催しへ足を運んだ経験のない方はぜひ初めての会に参加してください、きっと新しい仲間が増えますよ。

山下正文 会員番号 230 (2013年入会)

 2013年は安部首相のアベノミクスが始まった年で巷のはやり言葉は

「今でしょ!」(林修)、「お・も・て・な・し」(滝川クリステル)、「倍返し」(半沢直樹)の頃です。

 入会の動機は退職後も何らか社会とのかかわりのある方が良いという思いからSFSを訪ねました。二宮代表の面接を受けて後日「入会を認めます。」の連絡があり許可されて良かったと思いましたが 聞くと全員合格なんだそうで笑いました。まず「えのぽ」というのがあるから入口脇に座って聞いていて下さいと言われそのまま10年聞いています。えのぽでは皆さん親切で 色々教えて貰っていました。ある日 取材に行くからついて来てと、3人で平塚の七夕まつりに行きました。「読者が判かり易いストーリー、画像を」とか教えられながら1時間ほど取材後、即祭りの屋台で2時間程の打ち上げになり取材とはこういう物かと楽しみました。一方、SFSには100人近くの方がおられるので少しでもお知り合いにと思っていたところ、台湾旅行の企画があったので参加しました。あたかも小学校の修学旅行の様にワイワイと楽しく羽田空港に着いた時からあれやこれやと大笑いし、台湾の空港に着いた途端に迷子になる人がいたり、どこに行っても誰かが時間までに戻って来ないとか、忘れられて置いていかれるとかで笑いっぱなしの3日間でした。SFSでは他にもいろいろ催しに参加しましたが、常に反省会、打ち上げ、ちょっと軽くがある楽しい会と思いました。 

成松次郎 会員番号 290 (2018年入会)

 当時、ある団体に勤めていましたが、年齢的にも退職の潮時でした。さて辞めるとなれば地元との繋がりが薄いことを反省し、地域での仲間作りの必要性を痛感しました。SFSのメンバーはとくに情報技術に堪能で、私が不得手の分野のスキルアップを図ることもできると考えていました。

 2018年10月に前代表理事小林様のガイダンスを受け、SFSの多彩な活動に魅力と、一方私のキャリアを生かせる場と感じ、入会しました。
2018~19年は、アグリクラブ、サイクリング同好会などの行事に参加させていただきました。
しかし、2000年春頃から今年春までの3年間は、コロナ感染症の心配から、ほとんど活動に参加できませんでした。

 私の仕事は農業技術職であったため、SFSでは農業・園芸に係わる活動をしたいと考えておりました。専門バカといわれていますが、やはり「昔取った杵柄」というように行動や発想を変えることがなかなかできません。今後は農業の周辺課題、環境問題や食などを含めた活動に広げていくことができればと思います。

小澤富士子 会員番号 291 (2018年入会)

 ワンオペ育児が続く中、社会から取り残されてしまっているような日々を送っていたそんなある日、SFSさん主催のIpad講座へ息抜きに。
「初めてのIpad!楽しい!もう少し使いこなしたい!」と時には子供を連れて参加。
楽しいレッスンをされる講師の方のご縁で、PCスキルを身に付けられると思い入会。

「IT専門の方が沢山いらっしゃる!」という私の思い込みは、全く違っていた。

 詳しい方は、むしろ少数。入会後の私は、同好会で楽しく学びを共有し意欲的に活動している方々に興味が向いていった。「自分が70歳の時に、こんなにアクティブに活動できるだろうか」と、シニアパワーに敬服している。

自身が今後やりたい事は大きく2つ。
1つは社会のみならず、家庭内で孤立してしまっている女性の相談窓口とケアできる場所を作っていきたい。
もう1つは放課後の子供達が安心して居られる場所を作っていきたい。
子供の成長にとって大事なことは「できるだけ多くの大人に見守られ、できるだけ多くの異年齢のお友達と過ごす事である」と、母になった今はより一層その大切さを身を持って感じている。

寺田裕子 会員番号 317 (2023年入会)

 2022年3月にリタイアし、一年かけて空き家になっている座間市の実家の終活を考えているところです。築53年、昭和の木造の家で、何回かのリフォームを終え、壊す・売却ではなくもう少し活用しようと市の社協の援助を受けて模索中です。その中で地域密着型のNPOの存在を知り、藤沢は? テニスクラブの先輩がSFSで活動されていることを思い出し、そのご縁で数ヶ月前に入会した次第です。持つべきものは素敵な先輩です!

 SFSの印象は、第一に、立派なオフィスに驚き、さらに面接・ガイダンス・Windows 365のアカウント配布などNPO組織が完璧、適材適所にスタッフがいる、質問するとすぐのご対応に感動。実際、総務省のデジタル活用支援事業、ゴミゼロクリーンキャンペーン、電子回覧板普及事業など、時代に即した事業が並び、まずは色々な活動を知ることでワクワクしているところです。
Mac同好会でChatGPTなど色々と教えていただいています。

吉村憲男 会員番号 318 (2023年入会)

 私は今年5月9日に入会した会員番号318番の吉村と申します。入会した理由は自己紹介でも書きましたが、リタイヤ後の自分の新しい居場所を見つけたい、少しでも社会に役に立つことをしたいと考えたためです。 

 まだ入会して間もないためSFS会員の皆様とは接点も少なく、入会後の感想とまでは言えませんが、最初の日から笑顔で接してくださり、打ち合わせ後の飲み会にお誘い頂くなど、お心遣いに感謝しています。これからの皆様との更なる出会いや経験は私にとっての宝物になると確信しています。

 「200万年前に人間の脳が巨大化したのは言葉をしゃべる(7万年前)以前に、付き合う仲間の数が増えて、仲間の性格や自分との関係を記憶するために脳がその容量を増やした。」(人類学者の山極寿一氏)のであれば私の入会行動は必然ですが、今回はコロナパンデミック経験も大きな誘因となっているはずですから、今年以降、当SFSは更に拡大繫栄される予感を感じています。

 SFS創設20周年本当におめでとうございます。


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