リサイクルプラザ藤沢 は小田急線湘南台駅から車で10分ほどの所(藤沢市桐原)にあります。
地球温暖化防止など環境問題の3R(リデュース・リユース・リサイクル)の推進を体験しながら楽しく学べる環境啓発施設と、廃棄物処理の不燃ごみや不燃系大型ごみの破砕処理施設及び、ビン・缶・ペットボトルなどの再資源化を行う資源化施設見学してきました。
(*)リサイクルプラザ:https://fj4.city.fujisawa.kanagawa.jp/recycleplazafujisawa/
最初に、北部環境事業所の清水様と羽深様からパワポと動画で施設概要、地球温暖化防止などの環境問題の3Rの取り組みなどの説明を受け、その後実際の廃棄物処理施設を見学しながら説明を受けました。
破砕処理施設でのごみクレーンの巨大さ(ひと掴み最大1.2トン)に驚かされました。
一方、ビン・缶をはじめとする資源化処理では、人が針や金物、ガスボンベの爆発の危険に直面しながら目で確認し選別する資源分別の作業を行っており、作業環境の厳しさを認識しました。処理工程を見るに付け、ごみの資源化にごみ分別の重要性を再認識しました。
また、再生可能エネルギーの太陽光発電は屋上にパネルが並び、その発電量は1階の展示室でリアルタイムに確認することができ、風力発電と合わせ施設内及び近隣の公共施設で利用するなど「電力の地産地消」を行うことでゼロカーボンへの取り組みがわかります。
家庭から集められた可燃ごみは、北部環境事業所及び石名坂環境事業所の焼却処理施設で処理されるのをVTRで見ました。焼却後の灰が外部の溶融処理施設に送られ、道路の材料となったもの(現物)を見ることも出来ました。
資源化できなかったごみや灰などが送られるのが最終処分場で、藤沢市ではいくつかの処分場がありましたが、現在では女坂最終処分場だけとなり、ここも2043年には満杯となるとのことです。このことからも、ごみ減量を心がけなくてはいけないと思いました。
リサイクルプラザ藤沢は、ひとりでも多くの皆様に見ていただき、ゴミ問題を身近に感じていただきたいと思います。個人の見学はいつでも可能です、子供の自由課題に最適と考えますが如何でしょうか。