JAXA相模原キャンパス見学

2019年9月26日(木)13名でJAXA相模原キャンパス(宇宙科学探査交流棟)の見学を行いました。
 相模原キャンパスは、1989年4月に旧宇宙科学研究所の中心施設として開設されました。丹沢山地をのぞむ静かな環境に囲まれた相模原キャンパスでは、太陽の活動や月・惑星、ブラックホール、銀河の成り立ちなど、宇宙に関するさまざまな謎を研究しています。
敷地内には宇宙科学研究所のメインキャンパスと、宇宙教育センター、宇宙探査イノベーションハブの実験施設、そしてロケット・人工衛星搭載機器の基礎開発・試験を行う先端宇宙科学実験棟などが設置されています。
当キャンパスの大きな特徴のひとつは、全国の大学の共同利用システムの役割も担っていることです。これは各地で活動をしている宇宙科学の研究者たちの頭脳を結集できるよう配慮された重要なシステムであり、今後もさまざまな計画の策定と実行に、全国の大学の研究者たちの知恵が活かされていくことが期待されています。
【参考】 https://fanfun.jaxa.jp/visit/sagamihara/index.html
相模原キャンパスの施設・設備
それぞれ施設の概要については、https://fanfun.jaxa.jp/visit/sagamihara/index.html の「施設の概要/相模原キャンパス(宇宙科学研究所)」で検索し、参照してください。

広大な宇宙の話を聞いたり、実物大の探査機を見学したり、宇宙への思いを巡らせた一日でした。月面着陸競争にアメリカ・ロシア・中国がしのぎを削っています。インドも参入しようとしています。(インドは先日失敗したとの報道がありました。)また、アメリカ・中国等が宇宙の領有権争いに躍起になっています。これから先果たして宇宙空間の開発はどのようになっていくのでしょうか?他の星には生命が存在しているのでしょうか?生命の起源が解明され、それがどのように活用されていくのでしょうか?などなど夢が大きく膨らみます。
日本の宇宙開発は、1955年(昭和30年)にスタートしました。糸川博士が開発した最初のものは、長さが230mm、直径18mm、重さ200gのペンシル型のロケットです。このロケットを利用して、宇宙開発への基礎的・技術的データの蓄積・解析などを開始したのが始まりです。その後、数々のロケット打ち上げ実験やデータの蓄積・解析・次のスッテプへの応用などの幾多の知見を積み重ねてきました。この真摯な・たゆまない・継続した努力はもちろんのこと、その後の飛躍的な技術の進歩などが相乗的に作用して、例えば、今日の「はやぶさ2」へと、そして、さらには新たな宇宙探査機の開発へとつながっていくことでしょう。1955年(昭和30年)に宇宙開発がスタートしてから大まかに言って約15年間隔で開発の節目があったという説明に感心した次第です。
相模原キャンパスの今後のテーマとしては、「はやぶさ2」が持ち帰る砂や石などの解析、2年後の月着陸計画、金星の観測計画、再使用ロケット(RVT-9)の開発、ソーラーセイル(IKAROS)の開発などがあるそうです。夢は膨らみますね!!

【参考】朝日新聞より
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の発表によれば、『小惑星探査機「はやぶさ2」は、今年(2019年)2月に地球から約3億キロ離れた小惑星「リュウグウ」(※1)に着陸しました。』そして、それから約5か月後の7月に再着陸し、『小惑星の地下で眠っていた、太陽の光や放射線で風化していない砂や石を採取した可能性が高い。』そして、『約46億年前に太陽系誕生したころのままの姿の物質を調べることで、太陽系の成り立ちや生命誕生のなぞに迫れる可能性がある。』としています。
(※1)「リュウグウ」は、地球と火星の軌道付近を回る直径900メートルの小惑星です。初代「はやぶさ」が着陸した「イトカワ」と違い、炭素や有機物が豊富にあるとされています。その成分を詳しく分析すれば、生命のもとになった材料がどこから来たのかの解明につながる可能性があります。
見学終了後、宇宙開発などを話題にしながら、楽しい懇親会を開催しました。
jaxa1
集合写真
jaxa2見学風景(開発の歴史)
jaxa3見学風景(はやぶさ2)
期日 : 9月26日(木曜日)
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